ヨーロッパのトイレ事情とその対策

ヨーロッパのトイレ事情とその対策

ヨーロッパを旅行するときに直面する大きな問題の一つにトイレ事情があります。

単刀直入にいうとヨーロッパは出かけた先にトイレはないことがほとんどで、ヨーロッパにおしっこするのを我慢しに旅行しているのではないかと思ってしまうくらいのヨーロッパのトイレ事情と個人的なその対策を書いていこうと思います。

逆に日本はトイレがありすぎると思ってしまう

海外旅行を終えて、日本に帰国したときによく思うことが、至るところにトイレがあること、そしてそのトイレが清潔だということです。

ヨーロッパはおかげさまでフィンランド、スウェーデン、エストニア、ロシア、ベルギー、フランスとそれなりに行くことができていますが、どの国も街中で見かけるトイレの数は、日本と比べると圧倒的に数が少ないですね。ヨーロッパに旅行した人ならば誰もが痛感すると思います。

ヨーロッパでトイレを見つけ出すにはどうしたらいいのか

まずは大きいお店を目指す!

シンプルな回答をすれば、まずは大きなお店に入ることです。デパートやショッピングモール、百貨店が第一だと思います。そこには必ず無料でも有料でもトイレは用意されています。そして清潔なトイレであることが多いです。やばいと思ったらまずは大きめのお店に入ってトイレのピクトグラムがあるかをチェックし、そのフロアへ直行です。

トイレを済ませたあと、ゆっくりそこでウインドウショッピングを楽しめばいいと思います。

休憩がてら、スイーツなどはいかがですか?

あとはカフェやレストランに入ることです。飲食店もトイレはあります。

なので、歩き疲れたり、次の目的地を決めたり、どうしよっかなぁとなったときに、カフェに入ってゆっくりしながら考えるくらいの余裕があるといいと思います。

次にも書きますが、そのときにコーヒーをたくさん飲むのは得策ではありませんよ。

自分でできるトイレ対策

頻繁にトイレに行かないようにするために、水分補給をするなは得策ではありません。ヨーロッパの気候的に、空気はすごく乾燥しています。なので、水分補給を怠るとかなりカラカラになります。喉の乾きだけではなく、痛くなるくらいです。唇もガサガサになるので、水分は補給しましょう。

カフェインの過剰摂取はしないこと

カフェイン=利尿作用ということは常識ですよね。やはり、カフェインが入っている飲み物を過剰摂取しないことです。

ヨーロッパに行くとコーヒーやエスプレッソが美味しいのでたくさん飲みたくなります。私も大のコーヒー党なので、できることならガブガブ飲みたいんです。

普段は朝昼晩3杯ほど飲んでますが、旅行中は、朝に一杯だけに抑えるようにしています。

塩分の強いものを摂りすぎない

しょっぱいものを食べ過ぎると喉が乾きますよね。それで飲み物をガブガブ飲みがちです。体の塩分のバランスを整えていることはよくわかりますが、それよりもその翌日、全身が塩分でむくんでいることが多いです。

そのむくみを取るためにトイレの回数が増えます。さっきしたのに、すぐにまたしたくなるという機会が増えるので、結局トイレばかり探して1日が終わってしまったということにならないようにしましょう。

出かける前にトイレに行く

子供の頃はよく、お出かけをする前に、「トイレ行った?」と聞かれたものです。あの当時しつこく感じていた言葉は、この時のためにあったのだと今になって思っている次第です。

したくなくても、一応トイレに行っておく。そうすると意外とスッキリ出るんですよね。不思議なものです。

有料トイレでケチらない、小銭を用意しておく

逆を言えば、トイレを見つけたらそこで入っとけということです。有料トイレにお金を払うのがいやだとかそういう理屈はいりません。有料トイレを拒否し、我慢に我慢を重ね、結局大惨事をおこして、「おもらしマン」のレッテルを貼られるくらいなら、1ユーロ払ってトイレに入ります。140円くらいで得られる安心だと思いましょう。

そのためにも小銭はある程度あった方がいいと思います。そしてすぐに取り出せること。小銭どこだっけでまごついている間に、トイレを直前にした尿意はどんどん膨らんできます。じっと立っていられないくらい膨らみます。

我慢はよくない

ヨーロッパは本当にトイレが少ない国が多いです。それぞれの国民はこのトイレの少なさに慣れているのか、膀胱がそれに対応しているほどのキャパシティを兼ね備えているのかわかりません。

やっぱりトイレを見つけたら、そのときに入り、いつもキャパシティに余裕を持たせておくのがヨーロッパでスマートにトイレ事情をクリアしていく鉄則だと私は思います。

オムツをしてまでも、トイレなしで1日観光する勇気は、今の私にはありません。我慢はよくない、気づいたらすぐやる。これがヨーロッパでのトイレ事情を解決する鉄則かもしれませんね。今回はこれまでです。