没収されたターボライター|空港の危険物の取扱い

没収されたターボライター|空港の危険物の取扱い

おとといの日曜日、グアムから無事帰国しました。そして月曜から通常通りの仕事です。マジで体しんどかったです。そして、日付があいちゃいましたがサクッと更新していきます。

ちなみに、帰りの飛行機は予定より30分早く成田空港に到着しました。そして、入国審査もパスポートをかざして顔認証して5分もかからず終わるのに、預けた荷物を受け取るまでに30分待ちました。

結局フライトで巻いた30分が荷物受け取りでチャラになってしまったので非常にもったいないと思いました。

預け入れ荷物の取り出しの効率化が図れれば、もっとフライト到着から入国審査、税関、到着ロビーへ出るところまでスピーディかつスムースになると思いますので、各航空会社のみなさまご検討ください。さて、本題の方にうつります。

ターボライターを没収されました

まず、私はタバコを吸います。最近はVAPE(電子タバコ)に切り替えつつありますが、まだ1日に5本くらいは紙巻きタバコを吸う感じでライターが必要です。

ライターを海外に持って行くとき、手荷物として1個持って行くことができるのは喫煙者の皆様であればほとんどの人が知っていると思います。

私の場合、ダイビングするときは、船上や海辺で受ける強い風で火が消えない対策としてターボライターを必ず持つようにしています。

いわゆる100円ライターはこれまでの海外旅行ではスルーでした。1個であれば問題なく手荷物として持ち込むことができます。

ですが、ターボライターの場合は異なります。ライターの中でも、持ち込むことのできないライターとして取り扱いされています。手荷物検査のタイミングで没収となりました。

ターボライター自体も150円くらいですし、VAPEもグアムに持って行ったのと、今回は社員旅行でグアムだったので、他の方からライターを借りればタバコ吸えるからいいやという感じで、特に支障なく、あっさり捨てました。

空港でのライターの制限について改めて調べてみた

ライターを失った私は、空港のライター持ち込みの制限について改めて調べる事にしました。帰国直後の成田エクスプレスでさっそくググりましたよ。

今回はJALのフライトだったので、JALのWebサイトをみてみました。

まずは今回は成田ーグアム路線ということで、”米国での出入国のご注意、米国線の機内持ち込みについて“のページをチェック。

すると、米国線におけるライターの取り扱いについてという項目で以下のことが書かれています。

米国運輸保安局(TSA)の指示により、2005年4月14日から実施している米州各空港の制限エリア内および米州発着便の機内への喫煙用ライターの持ち込み禁止措置は2007年8月4日より解除されることとなりました。
これにより、他路線同様に、お一人様1個に限りライターの機内持ち込みが可能となります。
なお、ライターは引火性液体を含む危険物に分類されるために、引き続きお預けになる手荷物の中にいれることは禁止されておりますのでご注意ください。

引用:米国での出入国のご注意、米国線の機内持ち込みについて|JAL

まぁ、そうでしょう。ライターは1人1個まで、手荷物として持ち込めるけど、危険物に分類されますね。預入れ荷物の中には入れてはいけないのにも変わりはありません。

では、なぜターボライターは没収になったのか

ライターを1個手荷物として持ち込もうとしましたが、ターボライターはダメだったのか。その理由は、JALの”空港でのお願い“のページにしっかりと記載がありました。以下ご覧ください。

喫煙用ライターは小型のものに限り、お1人さま1個まで身につける手荷物として、機内にお持込いただくことが可能です。
お1人さま2個以上のライターは機内へのお持込ができません。また、個数にかかわらず貨物室へのおあずけはできません。なお、吸収剤(綿)の入っていないオイルタンク式ライター、葉巻用ライター・プリミキシングライター(青色の炎や強力な炎を出すタイプのライター)、およびピストル型ライターは、機内へのお持込、貨物室へのおあずけもできませんのでご注意ください。また、飛行機をお降りの際は、ライターの置き忘れにご注意ください。

(注意)
一部の国際路線では、ライターの貨物室へのおあずけに加え、機内へのお持込も禁止されております。

引用:空港でのお願い|JAL

ここに答えがありましたね。ターボライターは使ったことがある人ならわかると思いますが、炎が強くて色は青いです。コォーという音を立てて着火してます。なので、ターボライターはプリミキシングライター(青色の炎や強力な炎を出すタイプのライター)に該当するというわけです。だから没収されたんですね。

いつもは船の上でタバコに火をつける時に、なんとか風の当たらないところでつけたり、手が火傷するんでないかというくらいライターの火の周りをカバーしたりしていたのが解消されるはずだったターボライターでしたが、こういう理由で持ってっちゃいかんよということですね。

納得いってスッキリ

飛行機に乗るときは、なんでターボライターはダメなんだろうと思ったのですが、ちゃんとそれには理由があるわけです。前に上海にいった時も、日本から上海へはライター持ち込みOKで、その逆の上海から日本のときは、国全体としてライターを制限エリアに持ってっちゃダメという御触書があったことも思い出しました。

国内線・国際線問わずライターを飛行機に持ち込むときは、デュポンとかジッポとかわりかし高いライターや自分のお気に入りのライターは持っていくのはやめたほうがいいです。

いつなんどき没収させることがありますので、100円ライターとか使っていて中途半端なライターとか 無くしても没収されても別に構わないものを持っていくようにしましょう。