イスタンブール〜パリ一人旅 – イスタンブールでインキートラブル 再訪アジアサイド(3日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 – イスタンブールでインキートラブル 再訪アジアサイド(3日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 3日目(2019年6月27日)を迎えました。 イスタンブール〜パリ一人旅 のなかでも2番目に長い滞在4日間のうち、イスタンブールも3日目になりました。早いものですね。今日も朝から元気に行動していきます。

ちなみに、夕方に眠たくなることもなく、朝も早く起きすぎてしまうことがないので、時差ボケは解消したようです。

朝からいきなりやらかし、部屋に鍵を忘れる

はい、部屋の鍵をインキーしました。英語で言うとLock outです。覚えておきましょう。そんなことはどうでもよくて、日本でもやったことないインキーをまさかイスタンブールでやるとは思ってもいませんでした

7時前に起床し、シャワーを浴びて、下着などの洗濯を済ませて、出かける準備も万全で、さて行ってきますと、家を出て扉を閉めた瞬間に「部屋の鍵持ってねぇじゃん…」とやらかしたことに気づきました。気づいた瞬間、手足が震えました。もしかしたら完全に鍵が閉まっていなくて、ドア開くかもと思ってガタガタやってみましたが、当然ですけど開きません。このとき時刻は7:50でした。

Airbnbのホストに連絡を入れる

今回のイスタンブール宿泊はホテル滞在ではなく、Airbnbで予約した部屋です。ルームホストとはWhatsappを使って、イスタンブール滞在中も連絡を取り合っていたのですぐにホストに連絡をいれました。

立ち尽くし、ドアの前に居続けても、魔法使いでもない限り何も起こるわけでもなく、気持ちを落ち着かせるために、朝食を食べにいきました。時刻は8:10

朝食といってもチャイを飲んだだけなんですけど、そのチャイがとても心にしみました。そしてこのチャイの味は忘れないことでしょう。
連絡を入れたあと、なかなか既読にならないメッセージを見るたびに心拍数が上がります。

チャイを飲み終わりお店を出たタイミングでホストから連絡がきました。時刻は8:50。連絡がきただけですごい安堵しました。

改めて部屋にインキーして部屋に入れなくなった事情を説明し、自分はどうしたらいいかメッセージをやり取りして、助けにきてくれることになりました。12時ごろに部屋の前で会いましょう。ということになりました。これで再び部屋に入れる手段は確保。

イスタンブールインキー事件はほぼこれで解決といっていいでしょう。

また、今回ホストとはチェックインの時に会う予定だったのですが、ホストが多忙で会うことができなくて、少し残念な気持ちがあったのですが、まさかインキートラブルを解決してくれるタイミングで、初めましてのご挨拶になるとは思ってもいませんでした。ホストもそう思ったことでしょう、本当に申し訳ない。

今回救われたポイント

今回起こしたイスタンブールインキー事件を、振り返ると結構救われたポイントありました。

  • 気づいたのが家を出発してしばらく経ってからではなく、朝早い段階で気づいたこと
  • 出かけるために家を出たタイミングでのインキー発生だったので、貴重品やiPhoneやお金を全て持っていたこと
  • ホストとこまめにWhatsappを使ってコミュニケーションをとっていたこと
  • ホストがイスタンブールから遠く離れたところにいなかったこと

この中でも、iPhone持ってなかったらと思うとゾッとします。連絡手段もない状態でどうすることもできません。マジ怖い。

インキーに気づいた時間帯が、朝で本当によかったと思います。閉めた瞬間に「鍵もってねぇ!」だったので、ホストにもすぐ連絡ができて、多忙なホストも仕事の合間をぬって対応してくれました。

これが午後とか夕方に私がインキー気づき連絡しそこから対応となった場合、急にホストも対応できない可能性もあったと思います。

振り返れば振り返るほど、海外で恐ろしいことしたなと思いました。マジで気をつけましょう。ホテルならフロントに行って、I was Lock out. Could you open the room?とかいえばスタッフが対応してくれると思うんですけどね。

12時まではタクシム広場周辺で時間つぶし

というわけで、12時に部屋の前で会いましょうの流れになったので、12時までは宿泊先の周辺、タクシム広場一帯を練り歩くのと、スターバックスでブログや調べ物を一気に行いました。むしろ、そんな時に遠くにのうのうと行ける人の気持ちがしれません。

まだなんとなく落ち着かない状態で回るタクシム広場、変な感じがしました。あとちょっと買い物した。

イスタンブール〜パリ一人旅

12時、ホストと初対面。部屋に戻て部屋の鍵を確保

9時から12時までの3時間、スターバックスに1時間半、タクシム広場で1時間半の配分で過ごしていました。

そして、12時。ホストからWhatsappでリアルタイムロケーションを送ってくれたので、今どこにいるのかもわかるし、部屋に確実に近づいてくるホストの状況もわかります。私は12時前には部屋の周辺に戻り、近くにいる猫と遊びながら待っていました。

そして、ホストと合流。握手と挨拶とお詫びをして、部屋に入り、部屋の鍵を確保。これでようやく一安心です。

そのあと20分くらい、ホストと会話。仕事の合間にきてくれて本当に感謝しています。そしてホストとトラブル対応というかたちにはなってしまったものの、会うことができて私はすごく嬉しいです。本当にありがとう。

気を取り直して出発。まずはガラタ塔に行ってみることに

ホストも仕事をちょいちょいしていたので邪魔しては悪いし、自分も何もせずただ部屋にいてもなんか変な空気になってしまうので「行ってくるね」と一声かけて、再び部屋を出ました。ちゃんと鍵を持ってね。

昨晩の段階で予定していた、ガラタ塔と再度アジアサイドのカドゥキョイを巡る計画をそのまま進めることにしました。

イスタンブールを見渡すことができるガラタ塔

タクシム広場からメトロでSishane駅まで。タクシム駅からは一駅なのでメトロに乗ってすぐ降りる。そこから徒歩でガラタ塔を目指します。

そして、ガラタ塔に到着。本当に塔です。もともとイスタンブール一帯の監視などで使われていたらしいです。ボルポラス海峡を挟んだアジアサイドからもガラタ塔が飛び出しているのはわかるので、かなり見晴らしはいいものだと思います。下からではありますが、ガラタ塔の写真は納めてこの場を離れることにしました。

イスタンブール〜パリ一人旅

ですが、私は今回ガラタ塔には登りませんでした。イスタンブール滞在初日から今日まで毎日30度を超える猛暑かつ炎天下の中でガラタ塔に登る長い行列に並ぼうとは思えなくて諦めました。熱中症になりかねない暑さと日差しでしたよ。

再びアジアサイドへ行く。カラキョイの港からフェリーでカドゥキョイへ

昨日は、エミニョニュの港からユスキュダルというルートのフェリーでアジアサイドに入りましたが、今回はカラキョイの港からカドゥキョイへ行くフェリーを選択しました。

イスタンブール〜パリ一人旅

イスタンブール〜パリ一人旅

毎回違うルートのフェリーを使っているので、なんか楽しいです。組み合わせを網羅したくなってしまいます。イスタンブールカードを改札でタッチして、フェリーに乗り込み、20分くらいで到着。

カドゥキョイでランチタイム、もちろんサバサンド

カドゥキョイ到着後、朝はチャイだけ、午前中はインキー事件で心をすり減らし、猛暑の中歩いていることもあり、だいぶお腹が空いていました。

カドゥキョイ到着後すぐに、港そばにあるオープンカフェ的なところで食事を取ることにしました。もちろん、サバサンドとチャイ。私のイスタンブールの黄金の組み合わせです。

昨日、ユスキュダルで食べたサバサンドより、サバの脂が乗っていて、味も濃く、こっちの方が美味しかったです

イスタンブール〜パリ一人旅

サバサンドは10トルコリラ。チャイは3トルコリラの合計13トルコリラ。日本円で240円くらい。マジやすい。はなまるうどんでかけ(中)を食うより全然こっちの方がいい。ごちそうさまでした。

カドゥキョイの街を闇雲に歩き回る

再びカドゥキョイの街にきましたが、雑踏な感じが個人的に好きだったので、その雰囲気をまた味わいたいだけだったので、特にこのお店に行きたいとかはありませんでした。なので、目的はなくただひたすら歩き回りました。

イスタンブール〜パリ一人旅

ただ、14時から15時という一番暑い時間帯だったので、かなり体力を削られました。途中休むとか考えずに、ただひたすら歩き続けていました。
2時間ほど、歩いて再び港へ。思う存分カドゥキョイの街を歩き押し、水もなくなってしまったので、一旦休憩とします。

ついにトルコアイスに手を出す、リモナータが美味すぎる

あまりにも暑いと水分補給だけでは足りず、冷たいもの食べたくなりますよね。ここまで我慢してきた、というかあの催しが面倒て避けていたトルコアイスをここで食べることにしました。当然、あの催しがないお店で買いました。カラカラで暑い状況で焦らされたくないので。

猛暑もあって、受け取った瞬間から溶け始めているのでトルコアイスの写真を撮ったら、秒で食べきりました。アイスが溶けて垂れることもなく、手がベタベタになることもなく。完璧な食べ方だったと思います。ちなみにソフトクリームも食べるのはやいと言われます。

トルコアイスも美味しかったですが、量が少し物足りなかったので、もう少し冷たいものを探しました。水もいいけど甘いものがいいという感じで、日本で見たことのない飲み物、リモナータを買ってみました。4トルコリラ。

飲んでみたらまぁうまい。甘酸っぱさがちょうどいい。体が疲れていたと言うのもあるのでしょうけど、1本では飽き足らず、もう1本買って、ぐびぐび飲んでしまいました。

このまま飲んでも美味しいですけど、少しリキュールかなんか入れて、リモナータと炭酸水を2対1のの割合で割って飲んでも美味しいと思います。マジで日本で流通していないのかな。輸入して販売すれば、一定量は売れると思うんですが、情報ありましたら教えてください。

暑さに負けてヨーロッパサイドに戻ることに

リモナータを飲みながら、この後どうしようか考えていたのですが、ちょっと炎天下がしんどくなってきたので、アジアサイドに居続けるよりもヨーロッパサイドに戻ったほうが身のためと判断。フェリーに乗ってヨーロッパサイドに戻りました。今回のフェリーはカドゥキョイからエミニョニュのルート。

途中、カラキョイに立ち寄るルートですが、カラキョイとエミニョニュは歩いてもいけるくらいの距離しか離れていません。山手線なら日暮里と西日暮里の距離とイメージしてくれると、そんなもんかとわかってくれるはずです。

エミニョニュに到着後、すこし日影になるところで座ってました。エミニョニュの港は道路を挟んで2つに分かれていて、行き先で船着場が別になってます。今日の到着場所は、昨日ユスキュダルに向かって出発した側とは異なるもう一つの方に到着したのですが、こっちの方が賑やかでした。

エミニョニュバザールとかいう感じで、サバサンドとか売ってます。ここのサバサンドはうまいらしいのですが、お腹空いてなかったのでやめました。あとちょっと生臭い匂いが漂うので、匂いがきつくていられない人もいるだろうなと個人的に思いました。

リスボンに負けない激坂

エミニョニュからトラムに乗って、宿泊先の方に戻る途中、タクシム広場まで歩けそうなTophane駅があったので、そこで降りることにしました。

また、ホストから景色のいいカフェがあるから行ってみるといいよと事前に連絡をもらっていたので、そこにも行ってみることにしました。

Tophane駅からタクシム広場に向かって歩くんですけど、その道の急勾配たるや、GWに行ったリスボンを彷彿むしろ凌駕する激坂を登ります。最大勾配20%とかあるんじゃないの?と思いながら必死に登ります。夕方ですがまだまだ暑い。汗が止まらん。

途中、そのホストから紹介してもらったカフェに立ち寄りましたがお客さんいっぱいで断念。そこからの景色は最高でした。

そのあとは、夕食をとり、部屋に戻り、軽く洗濯をして、ブログ原稿を書いています。日没後にようやく涼しくな流という感じです。着替えがいくつあっても足りない感じですよ。21時すぎでも薄暗い感じの明るさ、夏至をすぎたばかりなので昼長いのピークの最近ですね。

トラブルあったけどまあなんとかなった

今日は本当に最初どうなるかと思いましたが、結果、ホストに会うこともできたし、予定していた場所にも行くことができたし、歩数も2日連続で2万5000歩を超えました。

いよいよ明日はイスタンブール最終日、イスタンブール滞在も悔いが残らないように、そして、ブルガリア・ソフィアへ初の海外で寝台列車で向かいます。実は寝台列車自体も初めて乗ると思いますので、ワクワクドキドキが今から止まりません。無事、イスタンブールからパリに向かっての移動と滞在が本格的に始まります。