赤ちゃんを連れて飛行機に乗る前に知っておきたいこと

赤ちゃんを連れて飛行機に乗る前に知っておきたいこと

2月になり、先月末に生まれた娘も退院し、毎日育児を頑張っています。そんでもって、今日の本題ですが、赤ちゃんの飛行機搭乗についてあれこれと確認したいことがあったので、備忘も兼ねてまとめていきたいと思います。

実家が北海道なので、うちの親と祖母に孫、ひ孫となるうちの娘を見せに行く予定でいます。そのとき必ず飛行機に乗らなければいけないので、赤ちゃん(特に新生児)の国内線搭乗の際に乗客として事前に確認しておきたいことがありました。JALとANAで違いがあるのかないのかなども確認していきたいと思います。

そもそも赤ちゃんは飛行機に乗れるのか

まずはそもそも赤ちゃんが飛行機に乗れるかどうかというところの確認です。これは飛行機乗っていれば、赤ちゃん飛行機乗ってるじゃんとわかることですが、細かいルールなどがあると思うので、そこの確認がメインです。

JALの場合は、以下のように記載されていました。

≪座席を使用しない場合≫
生後8日(出生日を含む)以上満3歳未満のお子さま(※)は2名まで同伴でき、大人の方1名につき、1名のみ無料でご利用いただけます。
「お客さま情報入力」画面で「幼児」欄にお名前・年齢を入力のうえ、ご予約ください。

≪座席を使用する場合≫
小児普通運賃 をお支払いいただくことになります。
JAL Webサイトではご予約ができませんので、お問い合わせ窓口 までご連絡ください。
各種割引運賃と小児普通運賃とを比較し、安価な運賃をご案内します。

※生後7日以前の幼児はご搭乗いただけません。

引用:国内線・国際線・JALマイレージバンクに関するQ&A|「Q.赤ちゃんは運賃がかかりますか。」

一方のANAもよくある質問のページから検索をかけて出てきた回答がこちらです。

大人1名につき満3歳未満のお子様は、2名まで同伴できます。
ただし、お子様のうち1名はお子様分の航空券を予約・購入してください。
座席を利用されるお子様が2歳未満の場合は、チャイルドシートを利用してお一人でお座りいただきます。満2歳のお子様はチャイルドシートなしでお一人で座ることもできます。
引用:Q&A詳細|「Q.【国内線】2歳以下の幼児を二人連れているのですが、飛行機には乗れますか。」

つまり、結論乗れるか乗れないかでいけばJAL/ANAいずれも「乗れる」という結論です。ただし、満3歳未満(2歳のときまで)であれば、大人1人に対して赤ちゃん1人がは無料で飛行機に乗れます。ただし座席を使う場合は小児運賃が課せられるという感じです。

JALの場合は、よくある質問の回答の中に、生後7日以前の赤ちゃんは搭乗できないと記載があります。ANAも小さなお子様連れのお客様 [国内線]というページのなかで、生後8日未満の赤ちゃんは搭乗できないということが明記されています。

赤ちゃん・幼児向けのサービスはあるのか?

ここから少しずつ深掘りをして赤ちゃん・幼児向けの飛行機搭乗に関するサービスについて調べていきます。

バシネットやベビーベッドは借りれるのか?

まずは、赤ちゃんが機内で過ごす際のサービスはどのようなものがあるかです。

JALの場合

JALでは、「ベビーおでかけサポート」という名称で子供連れの乗客に対するサービスがあります。

これは、JALスマイルサポートというサービスの一環で、子供連れの乗客だけではなく、妊娠中の乗客、高齢の乗客、子供のみでの飛行機利用する場合といったときに利用できるサービスです。

ベビーおでかけサポートのページには、チャイルドシートの無料貸し出しサービスがありました。適用は座席を確保している子ども(生後8日〜3歳未満)に対して適用になるサービスとのこと。事前に予約が必要で、搭乗日の3日前までにサポートデスクに問い合わせて、チャイルドシート利用希望の連絡を入れるようにと注意書きがありました。

バシネットの利用に関しての記載は特に見当たりませんでした。特に用意はされていないのかなと思うところです。

ANAの場合

ANAでは、とくにサービス名があるわけではないですが、小さなお子様連れのお客様というページがあるのでそこが参考になります。

このページには、ベビーベッドの用意がされていることが書いてあります。このベビーベッドがいわゆるバシネットです。

飛行機の予約時に申し出ることで、利用が可能になるようです。別の飛行機で国際線でしたが、ベビーベッドを使っている乗客はみたことがあります。ギャレーやトイレのすぐの中央列の最前方の席に設置しているので、自ずと座席もそこを指定することになると思います。

赤ちゃんの体重やフライト状況、機体やその便の予約状況によっては利用できない可能性もあるので、100%利用できるという気持ちではなく、使えたらラッキーと思っていた方が、精神衛生上落ち着いていられると思います。

あとは、子供用携帯簡易ベッドの持ち込みについて記載がありました。携帯簡易ベッドってなに?と思った方もいると思いますが、空気で膨らませるタイプのベッドで、座席の足がある空間にぴったり納まり、高さは座面と一緒なので、子どもを横に寝かせることができるグッズです。

これ、長距離や長時間のフライトの時には使えそうな子ども用飛行機グッズで、少し前から目をつけていた商品です。

JALではベビーベッドの用意はありませんでしたが、ANAは逆にチャイルドシートの用意の記載は見当たりませんでした。

いずれの場合も、乗る飛行機の機体によっては、対応していないこともあったり、使用機材の変更で急遽利用できなくなる可能性があることも頭の片隅に置いておくのがおすすめだと思います。結構使用機材の変更に遭遇することはあります。

フライト前の空港ではどんなサービスがあるのか?

ここまでは搭乗予定の機内での座席に関するサービスを書きましたが、次は飛行機内の飛行機に乗る前の空港や他の機内サービスについてです。飛行機だけではなく、空港で過ごす時間もそれなりにあるので、フライト前の空港で過ごす際の、赤ちゃん・幼児向けのサービスがあるのかどうかを確認してみます。

MichaelGaida / Pixabay

出発する空港では、JAL/ANAともにベビーカーの貸し出しと事前改札サービスがありました。これまでベビーカーやらバギーを使う機会なんてなかったですけど、自前のベビーカーは預入荷物として預けてられてるなということは荷物受け取り場所でベルトコンベアで流れてくるベビーカーをみて思ってたくらいでした。

確かに、ベビーカーそのものが大きいものなので、機内にそのまま入れることができないとなると、預入荷物にせざるを得ないし、預けてしまってからずっと抱っこもなかなか体力のいることですね。事前改札サービスはいつも乗る時に案内があるので、既に知っているかと思います。

他、機内でのサービスでは、おもちゃがもらえたり、おむつ交換テーブルのついた化粧室の準備されていたり、JALではミルク作りのお手伝いや赤ちゃん専用の毛布の貸し出しもしてくれるようです。

実際利用するのはこれからですが勉強になりました

まだ、うちの娘が生まれてまもないので、いきなり飛行機に乗るケースはありませんが、3ヶ月くらいたったゴールデンウィーク周辺や夏前などに、一度実家に変える可能性があります。そのときどの飛行機になるかはわからないですが、積極的に子供連れの乗客サービスを利用してみたいと思います。利用することができたら、その感想なども書くことができればいいなぁと思いながら、今回のところはこれにて終わりです。

あとがき・ひとりごと

娘が退院後、生活リズムが激変しました。睡眠時間も短くなりましたし、長時間は寝てられません。3時間おきに娘は泣き、それに合わせて起き、オムツ交換かおっぱいかミルクを上げている感じです。寝不足以外は育児とても楽しいです。娘の寝顔はずっとみてられます。