【時差勤務】1ヶ月スライド勤務を行って感じた良かった点・悪かった点

【時差勤務】1ヶ月スライド勤務を行って感じた良かった点・悪かった点

子供が生まれて1ヶ月。仕事とプライベートの両立を図るため、この度、出勤時間をスライドすることにしました。いわゆる「時差勤務」というやつです。この2月の1ヶ月間、勤務体系とガラリと変え時差勤務(スライド勤務)をした日々や働き方にについて良い点と悪い点をそれぞれまとめてみました。時差勤務を考えている人の参考になれば幸いです。

スライド勤務を1ヶ月やってみて感じたこと

まずスライド勤務の前提ですが、私が勤めている会社はフレックスタイム制を採用しています。通常の勤務時間は10〜19時のところを、私は2月から8〜17時へ2時間早く出社することにしました。

8〜17時にスライド勤務の良かった思う点

Pexels / Pixabay

スライド出社してよかった点を3つ挙げるとするならば、通勤が楽になったこと朝の集中できる時間が増えたこと1日の稼働時間が長くなったことが挙げられます。それぞれをもう少し具体的に説明していきます。

通勤が楽になった

まずは家と会社の通勤です。2時間前倒しで出社することになったので、通勤も2時間早くなりました。おかげさまでいつもの通勤よりも混雑が少なく、バスもJRも東京メトロも比較的空いている、とはいえガラガラではなく立ちでもスペースに余裕がある状態で出勤できるようになりました。

ギッチギチの満員電車で感じるストレスが減り、通勤でヘトヘトに疲れることもなくなり、心穏やかに出社できているおかげで、仕事のスタートもイライラせずに開始できるし、仮に電車が遅延した場合でも、通常に出社した時よりも遅延に対してとても寛容的になりました。

朝の集中できる時間が増えた

余裕ある通勤ができたあとの朝の会社。私が出社一番乗りになることも多く、とても静かな環境で業務をスタートすることができます。朝早いということもあり、電話もならないし、とても静かなオフィスです。静かな環境でみんなが出社してくる約1時間半〜2時間の仕事の集中力は計り知れません。朝なので、頭もしゃきっとしていることもあり、考える作業や比較的重めの業務を集中してこなすことができています。

他にもスライド勤務している人が数人いますが、朝の挨拶を軽くするくらいで、みんなこの静寂とした環境を楽しむかのように、それぞれ集中し仕事しています。

1日の稼働時間が長くなった

稼働時間といっても業務の時間が長くなったのではなく、仕事とプライベートを合わせた時間のことです。朝早く出社した分、早く帰宅するようにしているので、その分長く働いていたら本末転倒、だらだら仕事をするのではなく、スライドした分をプライベートにしっかりと充てることを最低限にしています。

10〜19時勤務していた時よりも、自身の実働時間が2時間増えたことになります。たった2時間かもしれませんが、育児にそれを当てています。家族との時間をたっぷり取れるようになりました。寝る時間はスライド勤務する前からさほど変わっていないので、プラス2時間を有意義に過ごせているかなと思います。

8〜17時にスライド勤務の良くないと思った点

PublicDomainPictures / Pixabay

では逆にスライド勤務をしてみてちょっとここは問題かもしれないという点を上げていきたいと思います。私の場合は、夕方に電池切れする、コミュニケーション重視の仕事はタイムラグが発生する早起きが苦手の3つです。こちらもそれぞれもう少し深く突きつつ、どうカバーしているかを書いていきます。

夕方に電池切れする

朝早くから仕事をしていますし、午前中にかなり集中力を使っていることもあってか、どうしても夕方(15時以降)になると電池切れを感じることがあります。眠くなることもあれば、集中力が落ちてくることもあります。常に一定量のパフォーマンスを出し続けるってとても難しいことですね。

こういう感じで電池切れを感じてまず最初にやることは、あまり頭の使わない作業に切り替えるようにしています。具体的にいうとコピペの連続といったような単純作業だったり、あとはその日1日の記録やメモを書いたりなど、簡単に返答できるような質問に答えていったりとかですね。頭を複雑に使わないような比較的ライトなタスクを消化していることが多いです。

調子がいい時は、最後まで集中力高めに突っ走れる日もあるのですが、ダラっとしてきたなぁと思ったら、思い切り良く切り替えると落ち気味のパフォーマンスをなんとかカバーできているかなと思います。

コミュニケーション重視の仕事のタイムラグ

他の人と比べると、2時間早く出社して2時間早く帰宅しているので、同僚とのコミュニケーションはいつもより少なくなるのは必然的なものです。あれを誰に確認しなきゃいけないとか、質問をしたい、逆に質問に回答しなきゃいけないとかです。コミュニケーション量が減る分、1回のコミュニケーションでのロスを少なくすることを真っ先に考えてました。

さらに「忘れる」ということも考えて、些細なことでも、隣の席であろうとも、slackなどのチャットツールを使って、質問を箇条書きにして送って返答をもらって記録することが多いです。口頭で聞くことももちろんありますが、本当にライトな質問くらいですかね。あとは少し雑談まじりの方が話が進みやすい場合は、口頭で聞く感じです。

逆に返答については、質問内容次第という感じです。質問の内容や仕方によって、即レスするか後でまとめて回答するかを使い分けるといった感じです。基本は即レスしたくなっちゃうし、未読がたまるのが嫌なので、通知が来ると割とすぐみて、すぐ解決させてスッキリしておきたい一派です。

早起きが苦手

私は本当はたっぷり寝たい人間です。スライド勤務をするにあたって、一番懸念していたのは早起きできるか不安というところでした。厳密には早起きと睡眠時間の多さですね。これはぶっちゃけ慣れるしかないやつです。今は2月〜3月なので、朝寒いし、目覚めた時暗いのが嫌なくらいなので、これから春〜夏に向かって、暖かくなるし、日の出の時間も早くなるので、早起きが苦じゃなくなってくるんだろうなとも思ってます。こればっかりは本当に慣れです。

と、ここまでスライド勤務について私なりの意見を書いてきましたが、総じてスライド勤務をやって良かったと思うのが強いです。朝早く仕事を開始して、さらに集中できる時間も多い、早く帰れて、帰宅後も家族との時間がしっかり取れている。以前よりも1日がとても充実していると実感しています。