イスタンブール〜パリ一人旅 – ウィーンからシュトゥットガルトまで移動日(12日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 – ウィーンからシュトゥットガルトまで移動日(12日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 12日目(2019年7月6日)。ウィーンからシュトゥットガルトまでの移動日です。途中ザルツブルクで乗り換えをしますが、ほとんど移動で終わる1日です。オーストリアを横断し初のドイツへ入国します。

電車移動1本目 ウィーンからザルツブルク ウェストバーン鉄道

この日起きたのは7時ごろ。早々に身支度を整えて、早々にウィーン中央駅に向かいます。

ウィーンからザルツブルクまではウェストバーン鉄道というオーストリアの私鉄で行きます。オーストリアの国鉄(ÖBB)も当然ザルツブルクまでの電車は走らせていなぜÖBBではなくウェストバーン鉄道を選択したのかというと、ウェストバーン鉄道の方が断然安かったからです。

ウィーンからザルツブルクまでの当日購入最安値は、ÖBBで片道55.6ユーロ。ウェストバーン鉄道は片道33.5ユーロ。値引きで25.5ユーロまで安くなる特典があるようですが、カード所有者の特別値引のようです。この価格は2019年7月現在のデータなので、これ以降また料金変動が発生する可能性があるので、ご自身で価格を確認してください。

オーストリア国鉄(ÖBB):https://www.oebb.at/
ウェストバーン鉄道:https://westbahn.at/

これから先の旅行で、ウィーンからザルツブルク、またはオーストリア国内を電車で移動する計画しているのであれば、ÖBBの早期購入で安く買えると思います。

ÖBBも2ヶ月先などに乗車予定で早期購入で、片道19ユーロで購入するできます。そうするとÖBBの方が安上がりになります。

乗車駅はウィーン中央駅

ウィーンの出発地点は、ウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)。ブダペストから電車移動して降りた駅に戻ってきました。広くて綺麗な駅です。ヨーロッパの現代的な駅だと思います。逆にパリ北駅やブダペスト東駅のように、クラシックな感じの駅も好きですけど。

ウェストバーン鉄道 ザルツブルク行き 9:06出発の電車に乗りました。

今回購入した切符は決まった電車に乗る必要もないので、こっちの都合で電車に乗ることができます。早起きしたのでウィーン出発も早めにしました。シュトゥットガルト到着まで長い道のり何があるかわかりません。

電車の乗車率的には結構混んでいて、座席はほぼ埋まっている感じ。土曜の朝だからかと思いましたが、聞き耳を立てていると、この日、ザルツブルクで音楽フェス的なのがあるらしく、それに向かっている人が多いとのことです。どうりでウェイウェイした若い人たちが電車にたくさん乗っているわけだ。

車窓は再び田園風景

車窓は田園風景です。玉置浩二もびっくりの田園が続きます。ポツンと家があるのですが、この人は農家で生計を立てているのかな?とか学校にはどうやって通っているのだろうかなど考えてしまいます。そんな思いにふけりながら電車は進んでいきます。

ウィーン中央駅を出てからザルツブルクまでに停車する駅は、

  • Wien Meidling
  • St. Pölten
  • Amstetten
  • Linz
  • Wels
  • Attnang-P.
  • Vöcklabruck

の7駅停車しザルツブルクに11:38到着。約2時間半の鉄道旅でした。

ザルツブルクで乗り換え待ち

次の電車が14時発なので、ザルツブルクをちょっとだけ回ろうかと思ったりもしましたが、土地勘もないので下手に遠くに行くこともできません。結局は安パイを切る形で、ザルツブルク駅前で2時間ちょっと待つことにしました。マクドナルド、スターバックス、バーガーキングがいずれも揃っているので、時間つぶしに関しては問題ありません。

駅構内にもスーパーマーケット、カフェ、キオスクが揃っています。食事をすることも可能でした。トイレは0.5ユーロが必要です。ヨーロッパを旅行するときは小銭を準備しておきましょう。

電車移動2本目 ザルツブルクからシュトゥットガルト オーストリア国鉄(ÖBB)

2本目の電車移動は国境越えの移動です。オーストリア国鉄(ÖBB)を使っての移動です。Webサイトから直接購入したのですが、ÖBBのアプリで切符の管理ができるので早速ダウンロードしてアカウントを紐づけておきましたが、国境越えするチケットの場合は、紙にプリントアウトして持っていた方が安心です。

ÖBBのチケットカウンターで、Webで予約した時に送られるメールやアプリの情報をカウンターで見せれば発見してくれます。その時パスポートの提示が必要でした。

ちなみに料金の方は、ザルツブルクからシュトゥットガルトまでは通常料金で88ユーロ、指定席料金は追加で3ユーロとなっています。こちらも早割がある思うので、事前に計画しているのであれば、前もって購入した方が安く乗車できます。

ザルツブルクから5分で国境越え

電車はザルツブルク駅14:05に出発(定刻より5分遅れ)、最終目的地はフランクフルトまでの電車です。

ザルツブルク駅を出て最初に停車する駅がすでにドイツの駅になります。Freilassing駅という駅です。厳密に言えば、ザルツブルクを出て数分で、この旅6カ国目となる、ドイツに入国!あっさりし過ぎてドイツに入国したことは、Freilassing駅に到着したタイミングまで気づきませんでした。

ちなみにこの電車、ザルツブルクからシュトゥットガルトまでに停車する駅は9駅あって、

  • Freilassing
  • Traunstein
  • Prien A Chiemsee
  • Rosenheim
  • München Ost
  • München-Pasing
  • Augsburg Hbf
  • Günzburg
  • Ulm Hbf

と停車していきます。20分〜30分間隔で停車します。Ulm Hbfからは1時間止まらずに、シュトゥットガルトに向かいます。

ÖBBのアプリがわかりやすくていい!

オーストリア国鉄(ÖBB)は公式アプリをリリースしています。ÖBBに乗車売る予定がある場合は、事前にダウンロードしておくと便利だと思います。チケット購入などもそうですが、自分が乗車している電車の到着と出発状況をリアルタイムで表示してくれます。

遅れが何分発生しているのか、到着予定時刻がいつになるのかまで表示してくれます。ただしネットワークが必要なので、機内モードにしていたり、電車がWi-Fiの入らない電車の場合は、リアルタイムでの表示はできないかもしれません。

シュトゥットガルトに到着

ザルツブルクから電車に揺られること約4時間。ドイツ・シュトゥットガルトに到着。

丸1日かけての移動でしたが鉄道旅もなかなかいいものです。また、ウィーンからシュトゥットガルトまで全て座ってこれたのが幸いでした。

少しだけシュトゥットガルト観光

シュトゥットガルト中央駅に到着後、地下鉄に乗ってホテルまで向かいました。地下鉄の券売機が、初めて見るタイプの曲者券売機。タッチパネル式で目的地の駅を選択して購入するのが一般的ですが、シュトゥットガルトの地下鉄の券売機にはタッチパネルはありません。

これが券売機なのですが、この左の文字の羅列は駅名とそれに紐づく3桁の番号の一覧表。駅名からこの3桁の番号を自力で見つけ出し、番号を入力してお金を投入して切符を買うというタイプ。こういうタイプの券売機は初めてでした。駅名すらわかればなんてことはないのですが、駅名の文字も小さく老眼とかになるとかなりしんどいと思います。

無事切符も購入して、地下鉄に乗り、ホテルにチェックイン。チェックインして部屋に荷物を置いて、少しだけケーニヒ通りを歩きました。ケーニヒ通りがシュトゥットガルトの目抜き通りですかね。海外ではずいぶんお世話になっている、H&Mもしっかりありますし、久しぶりにユニクロを見ました。

このケーニヒ通りとシラー広場とシュロス広場にもまとまる形で、教会や宮殿があります。

シラー広場の中からニョキッと時計台が見えるのがシュトゥットガルト参事会教会。

シュロス広場の奥にどんとあるのが宮殿です。土曜日の夕方?夜、天気も良いので、人がたくさん芝生でピクニック状態でした。のんびりした雰囲気がとても良かったです。

ドイツだから、ビールとソーセージを!

朝からしっかり食事を取っていなかったので、お腹も空きました。今日もホテルで食事をするためにスーパーマーケットへ。もちろんビールとソーセージはマストアイテムです。

日本でも飲むことができるビールの銘柄、Bitburgerがありましたが、これはビールをレモンで割っています。甘さもあってさっぱりしていてお酒をあまり飲まない私でもスイスイ飲むことができました。飲みやすくて危険です。そして値段が1ユーロを切ってる。1本100円程度。マジ安い。

そして瓶入りのソーセージ。こちらは2.7ユーロくらいでした。こちらは日本と物価的にはあんまり変わらないかと思います。晩御飯にしてはシンプル過ぎますが、結構お腹いっぱいになりました。

明日は半日シュトゥットガルト、半日移動でストラスブール

イスタンブール〜パリ一人旅も後半戦に入り、激動のトルコ・バルカン半島から、おしゃれな西欧諸国を巡る旅にシフトしてきました。明日は電車の時間まではシュトゥットガルトを巡り、午後はシュトゥットガルトからこの旅の7カ国目、フランス・ストラスブールに向かいます。