イスタンブール〜パリ一人旅 – シュトゥットガルトからストラスブールまで鉄道旅(13日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 – シュトゥットガルトからストラスブールまで鉄道旅(13日目)

イスタンブール〜パリ 13日目(2019年7月7日)。シュトゥットガルトを離れフランス・ストラスブールに移動する1日。午前中はシュトゥットガルトを観光、午後からシュトゥットガルトからストラスブールまで移動、夕方以降はストラスブールを少しだけ観光するというここ数日の王道パターンの行程です。

雨がぱらついたシュトゥットガルト

今朝もしっかり早起きすることができ、ホテルで朝食を食べたあと、早々にホテルをチェックアウト。荷物を預かってもらいシュトゥットガルトを歩いて観光です。

この日のシュトゥットガルト、朝は雨がぱらついていました。この旅で、2回目の雨。本当天候には恵まれている旅です。(ちなみに1回目の雨はベオグラードからブダペストの国境であった突然の雷雨です)とはいえ、この雨も傘をさすほどでもない雨で、むしろひんやりして気持ちいい朝の雨という感じでした。

シュトゥットガルト観光は非常にコンパクト

シュトゥットガルト観光できる時間は約3時間程度。なのでそこまで遠くにいけない事情もあり、中心部を歩いて回るシュトゥットガルト観光にしました。そしてこの日は日曜日。お店はいたるところがお休み。ケーニヒ通りなどシュトゥットガルトの目抜き通りに人の気配はありませんでした。

ヨハネ教会(Johanneskirche am Feuersee)

まずはヨハネ教会。中心部からちょっとだけ離れていますが、教会の正面からよりも、池越しのヨハネ教会が見応えがあると思います。内部は日曜日のため空いていませんでした。もしかすると訪れた時間が早過ぎで、日曜日のミサの時間よりも早くて開いていなかっただけもしれません。

シュトゥットガルト参事会教会

次は昨日もケーニヒ通りからちらっとだけ見た、シュトゥットガルト参事会教会。今回はもっと近づきました。

内部も解放していましたが、教会の合唱団の面々が、素晴らしい歌声を響かせていました。ずっと聞いて入られましたが、ちょっと邪魔にな理想だったので、隅っこで数分眺めたのち、この場を離れました。

シラー広場(Schillerplatz)

先ほどの参事会教会の裏手にある広場です。銅像がどんとたっています。

シュロス広場(Schlossplatz)・宮殿

昨日もここには訪れましたが、参事会教会からシュロス広場までは一連でみることできます。シュロス広場も前日の夜はたくさん人が芝生に寝そべっていたのに、今は誰もいません。少しだけ前の日の残骸が残っている感じでした。

シュトゥットガルトからストラスブールは鉄道で移動

お昼を過ぎたあたりでシュトゥットガルト観光は終了。次の目的地であるフランス・ストラスブールに電車で移動します。今回の移動の起点はシュトゥットガルト中央駅。ここから距離はそこまで遠くなりませんが、3本の電車に乗ってストラスブールまで行きます。

1本目の電車移動 シュトゥットガルトからカールスルーエ

シュトゥットガルトの11番線から12:59に出発。これまでの電車からの車窓とはちょっと違いましたね、田園風景も当然ありますが、ところどころ小さな街や集落を通過していきます。ずーっと畑が続かないので車窓に飽きが来ません。

カールスルーエまでは、順調に進みました。乗っていた時間は50分くらいです。チケットチェックが乗車してから1度ありましたので、チケットの準備は忘れずに。

2本目の電車移動 カールスルーエからアッペンヴァイアー

次の電車に乗り継ぎます。電車が大幅に遅れて乗るべき電車に乗れなかったらどうしようと若干不安にもなりましたが、ほぼ定刻通りに到着。乗換えのためにプラットホームの移動すると電車はすでにスタンバイOKの状態。すぐに乗り込んで席を確保しました。

似たような車窓なので、写真もそこまで撮らず。この電車でも1度チケットチェックが入りました。あとはアッペンヴァイアーまでの45分程度こちらものんびりと移動することができました。

3本目の電車移動 アッペンヴァイアーからストラスブール

いよいよフランス国境越えの電車に乗ります。カールスルーエからアッペンヴァイアーまでとは別のホーム(9番線)から乗り込むのですが、このホームが、まさか国境越えをする電車が止まる駅ですか?というくらい何もないんです。無人駅の9番線プラットホームです。しかも線路は単線。

定刻より5分遅れて、ストラスブール行きの電車が来ました。この電車ではチケット確認はありませんでした。これまで乗ってきた電車に比べて大きさもだいぶ小さいとストラスブールまでの所要時間も30分ほどなので、そのような余裕がないためかなと思いました。

ストラスブールは1泊2日の滞在

約2時間半、電車を乗り継ぎ無事にストラスブールに到着しました。

まずは今回の宿泊先にチェックインをして、洗濯をしておきたいところ。出来るだけ移動の時に洗濯するものがない状態を維持していないと、荷物がかさばってしまうので、出来るだけ到着したら洗濯して干してから出かけるようにしています。

ストラスブールにもノートルダム大聖堂がある

正直ストラスブールは翌日のナンシーに入るためのちょっとした経由地としか考えておらず、さほどストラスブールの観光スポットを調べずに入りました。フランスの東、ドイツとの国境も近い街ということもあり、なかなか大きい街です。

ペティット・フランス(PETIT FRANCE)というエリアがあり、この地域特有の建物が美しい。そして、パリのノートルダム大聖堂がフランスでは有名ですが、ストラスブールにも同じ名前を持つ、ノートルダム大聖堂があり。これは見なければいけないスポットです。

中央駅からも滞在している宿泊先からも歩いて15分くらいのところがストラスブールの観光の中心部に当たるのでそこメインで歩いてみました。

サン・トマ教会 – Église Saint-Thomas de Strasbourg

写真の左に写っている教会です。ストラスブールで一番最初に出会ったのがこの教会。スペル的には、サン・トーマス教会とも読めます。

ノートルダム大聖堂(ストラスブール大聖堂) – Cathédrale Notre Dame de Strasbourg

とにかく大きい!!この周辺であれば、どの角度どの位置からでも目を引きます。この日は中に入れませんでしたが、次の日の午前中に改めてきたいと思います。

マルチェ・ガヨ広場 – Place du Marché Gayot

ノートルダムの裏手にあるちょっとした広場なのですが、ここにレストランが並んで営業しています。いずれもテラス席を出しており、ちょっと奥まった感じがちょうどいい隠れ場所みたいになって穴場的ポイントだと思いました。

クレバー広場 – Place Kléber

クレバー広場は、ストラスブールの街の中心といってもいいでしょう。ここを中心に四方に道が伸びている感じがします。

日曜日の夕方、広場に集まって、噴水で遊ぶ子供がいたり、周辺のカフェで買ったものを食べたり飲んだり、おもいおもいにすごしてました。広々していて、すごく気持ちのいい広場でした。

サン・ピエール・ル・ジュヌ教会 – Église protestante Saint-Pierre-le-Jeune

クレバー広場から歩いて5分以内のところにある教会です。ここも日曜日ということで扉は閉められていました。

この他にもストラスブールのこの周辺には川のような水路のようなお堀があり、Petit Franceやその周辺を橋でつないだりしています。そこを歩くだけでもストラスブールにきた価値は十分にあります。

日曜日ということもあり、いずれも休みや中に入れないところばかりでしたが、たった数時間だけでもストラスブールを十分に楽しむことができました。

明日もストラスブール、そしてナンシーへ移動

明日も午前中はストラスブールをゆっくりと楽しみたいと思います。歩いたことで距離感や他にも買い物(しないけど)できそうなお店がたくさんあったので、それを中心にみて回り、午後はストラスブールからナンシーに向かいます。