リモートワークのリアルな1日

リモートワークのリアルな1日

会社の新型コロナウイルス対策の一環として始まったリモートワーク推奨。私もこれに則るかたちで3月はずっとリモートワークで仕事をするようになりました。そこで今回はリモートワークで仕事をする日のリアルな1日を良かった点、悪かった点含めて紹介します。

※ リモートワークの他にテレワーク、在宅勤務といった似たような言葉がありますが、ここではリモートワークで統一していきたいと思います。

会社で仕事をするとき勤務体系

リモートワークと会社に出社して勤務する違いをまず知るために、私の普段、会社に出社する時の勤務体系はこちらです。

  • 勤務時間:8:00~17:00(育児対応のスライド出社中)
  • 通勤時間:片道1時間(バス+JR+地下鉄)
  • 基本デスクワーク、会議は少なめ

通常の勤務時間は10:00~19:00(休憩時間1時間)なのですが、子供が生まれたこともあり、育児に時間を充てることも考えて、2時間早く出勤と退勤をしています。

リモートワークのリアルな1日

それでは、ここからリモートワークのリアルな1日を紹介していきます。朝起きるところから夜寝るまでを惜しみなく紹介します。

起床~業務開始

6:30~7:15 起床

起きる時間はだいたい6:30~7:15の間です。前日の寝る時間や目覚めの良し悪しで起きる時間にムラができますが、だいたいこの時間に起きています。

起きてからは、ネコの朝ごはんをあげたり、ゴミ捨てをしたり、コンビニに行って朝ごはんと仕事中に飲むコーヒーを買います。

7:30~8:00 勤務開始

朝起きてからの準備が整ったら業務開始です。スマートフォンから出勤を打刻し、Slackに業務開始したことをグループにチャットすることが最低限のルールとなっています。

業務開始~昼休憩~業務終了

午前中の業務

勤怠を入れたらそこから黙々と淡々と仕事をしています。一人で進める業務は会社いる時と違って割り込み仕事がないのでかなり集中して仕事することができて好都合です。頭を使う作業は午前中に寄せて、頭が冴えているときに、一人黙々と考える、ノートに書く、諸々テストしてみるを繰り返してます。邪魔が入らないので作業がとても捗ります。

昼休憩はだいたい1時間

昼休みは時間的にはアバウトで12:00~15:00の間に1時間程度とってます。昼ごはんを食べたり、YouTubeで動画を見たり、娘がぐずれば抱っこしてご機嫌をとったり、いろんなことして休憩しています。

午後の業務

休憩が終わったら午後の勤務です。午前中に比べれば多少疲れが出たり、集中力が続かなかったりします。休憩も多くなってますし、娘のご機嫌具合では、抱っこしてゆらゆらしたり、おむつ換えたり、ミルクをあげたりしながら育児と仕事を両方進めてる感じです。

仕事の方は、午前中に比べれば頭を使わない単純作業が中心です。ルーティンワークも午後にやってる感じです。邪魔が入らないのでルーティンも黙々もやれます。

業務終了(17:00~17:30)

仕事終わりはだいたい17:00~17:30の間です。区切りが良いタイミングでバツっと終わりにしたり、結構中途半端なタイミングで終わらせることもあります。

区切りが良いタイミングで仕事を終わらせると気持ち的にはとても気持ち良いのですが、その仕事全部終わった感が強くなってしまい、まだ終わってないのに翌日なかなかやる気にならないこともしばしば。なので、中途半端にぶった切って翌日に回しちゃったりしてます。区切りよく終わったときは、いつもより余計に翌日やることリストの振り返りを忘れないようにしています。

終業の打刻もスマホから行い、Slackのグループチャンネルに終わりますとチャットをして仕事を終わりにします。仕事が終わったらパソコンなどはしっかり片付け、その日は触らないようにします。

プライベート時間~就寝

さぁここからはプライベート時間です。ほとんどが育児に時間を当てています。娘を沐浴して、晩ごはんを食べて、寝かしつけに苦戦して、そこから一人の時間です。基本的にYouTubeみてるかマインクラフトをしているかって感じです。

就寝時間は24:00~2:00

なんとなーく一人の時間で完全リラックスモードです。睡魔は早くきたら早く寝ますし、なんとなくダラダラしたければ寝る時間が遅くなっていきます。起きる時間は早いですが、変わらないのは寝る時間の遅さですね。なので週の後半になればばなるほど、眠たいのがずーっとまとわりついている感じです。

リモートワークを3週間行って感じたこと

リモートワーク中のリアルな1日を時系列で紹介しました。さて、ここからは3週間リモートワークをやって感じたことをつらつらと書き進めていきます。良いと感じたことも悪いと感じたことも一緒くたにどんどん書いていきます。

仕事の分類とメリハリがついて業務を進めやすくなった

私の仕事の場合、黙々と作業を進める時と、コミュニケーションを取りながら進める時の大まか2つに分類することができます。リモートワークにすることで、その分類をはっきりと分けて仕事できているような気がします。黙々と仕事をしているときは些細な邪魔が入らないのでしっかり集中できます。仕事のメリハリが強制的についている感じです。

Slackがとてもいい子ちゃん

仕事中のコミュニケーションはSlackで行っていますが、会話よりも1テーマのコミュニケーション時間は長くなりますが、チャットでのやりとりが記録に残るので、「あれなんだっけ?」と忘れたときや振り返るときにSlackの過去ログを漁ることができるので、完全に忘れたってことはなくなりました。

リモートワークを3週間やることで、これまでもSlackを活用して仕事をしていましたが、よりSlackの使い方の質が高くなってきたという感じです。コミュニケーションロスも少なくなってきています。リモートワーク中に、離席しているときもSlackであれば、スマホからでもアプローチできるので、ちょっと休憩でコンビニに出かけてるときでも簡単に返信することはできます。

返信が来ないときは少しむず痒い気持ちにある

それでもリモートワーク中は基本会社の人と一緒に過ごしているわけではないので、当然ですが相手の姿が見えません。なので、Slackを打ったけど相手が離席中、休憩中、別件対応中などで返信がすぐに来ないときもあります。仕方ないんですけど、こうなっちゃったら進めているその仕事はいったんストップです。別の仕事をしていればそのうち返事が帰ってくるの待ちです。

逆も然りで、Slackが飛んできていることに気づかなかったり、休憩で会社スマホをもたずに休憩兼ねてちょっと外に出てるときもあるので、お互い様ですし、わかり切ったことですね。あまりデメリットには感じません。

通勤しなくて良いのが本当に楽

何がいいって、通勤がないのが本当に楽です。起きる時間も通勤時間を考慮することがないので、ギリギリまで寝ることだって可能です。極端な話、寝起き1分で仕事開始することもできます。

会社へ出勤するときからずっと思っていることですが、通勤時間は短いに越したことないありません。ストレスも少ないし、混雑した電車内だと通勤時間は本当に移動だけの時間になって本当にもったいないです。

話はちょっと違いますが、会社の所在地と住む場所の関係はしっかり考えた方がいいです。賃貸契約なら更新期限が近付いているならば、会社との距離と家賃のいい塩梅なところを狙って引越しを検討することをおすすめします。

育児・家族と過ごす時間が増えた

会社に行くことなく、家で仕事をしているので、当然家族と過ごす時間が増えてます。ちょうど子どもが生まれたということもあり、育児しながら仕事することもあります。それでもこの生まれて1〜3ヶ月の間の時期に、娘と一緒に入れる時間がどういう理由であれ増えたのは、個人的にはとても良かったと思っています。

運動不足に陥りがち

リモートワークをしていると、家からほとんど出ることなく1日が終わることもあります。しかも日中は仕事で座っているので、家から出ない、歩かないという、完璧な運動不足に陥ってしまいます。

運動不足解消と息抜きを兼ねて、外を散歩するようにしてます。コンビニまで散歩して、コンビニでコーヒーとおやつ買って帰ってを1日3〜4回繰り返しています。歩数だと1日8000歩になるように歩く時間を設けています。加えてコンビニに行くときに気をつけていることは、1日に何回もコンビニに行くことになるので同じコンビニに連続して行かないようにしています。

レジのコンビニ店員が同じだった場合、この人毎日、何度もきてるけど、働いていないんじゃないかとそろそろ思われているかもしれません。

部屋着から少しでも着替える

部屋着やパジャマのまま仕事を始めると、気持ちがダラーっとしたまんまで仕事する感じになって、仕事もダラーっと進んで捗ってない感じがしてならないです。なので、起きたらとりあえずなんでも良いから着替えるようにしています。見た目から気持ちを切り替える感じです。

とはいえ、朝起きてコンビニ行く時までは部屋着で家を出ちゃってますけど……でも、そこから戻ってきて仕事を始める時までにはズボンくらいは着替え流といった感じです。部屋着で同じコンビニに何回も行っていたら、1日でこの人絶対働いてない奴って思われているはずです。

リモートワークは総じて悪くないです

リモートワークを始める前は家にずっといながら仕事するのは抵抗がありましたが、3週間も続けるとそれにも慣れます。そして、リモートワークの良さもよくわかることができました。リモートワークの良さを知ったことに加えて、改めて会社に出勤して仕事する良さも知ることができたのもこの3週間の収穫です。会社の人と雑談しながらもしっかりを仕事ができるのは楽しいです。

いつまでこのリモートワークが続くかまだわかりませんが、それまでの間はリモートワークでしっかりと仕事して過ごしていきたいと思います。多様な働き方を、今回新型コロナウイルスの対策で始まることになりましたが、良い経験してるなと思いますし、今後の働き方の選択肢としてやれて良かったと思います。