1ヶ月半の有給休暇を過ごしてみて感じたこと

1ヶ月半の有給休暇を過ごしてみて感じたこと

前職の最終出社日が6月14日でした。次の職場での初日は8月1日なので、6月半分と7月はまるっと1ヶ月の合計1ヶ月半有給休暇の消化でした。それも残るは今日を含めて2日になりました。この1ヶ月半働かずに休みだった日々について振り返ってみたいと思います。

有休消化最初の1週間

有休消化が始まり、朝早く起きる必要もなければ、会社に行く支度をする必要もないわけで、自分で好きな時間に起きればいいのですが、有休消化が始まって1週間は起きる時間はあまり変えずに早起きするようにしていました。理由は、生活リズムが乱れると全てが乱れるのが怖かったから。グータラ過ごすのも休みとしてはいいのかもしれませんが、あまりにも堕落しすぎるとそれ以降も全て堕落して1ヶ月半終わってしまうのが怖かったからです。

午前中は家事、午後は暇してた

早起きして何をするのかといえば、家事をこれでもかというくらいやりました。部屋の掃除、洗濯、風呂掃除、トイレ掃除。これまで家事はこれまで手伝う程度でしたけど、いざ本格的にやるとなると時間がしっかりかかります。

やり始めたら止まらなくなるタイプなので、一つの作業を入念にやってました。洗濯はほぼ毎日洗濯機を回して洗濯物がない状態を作り上げることが目標になったり、掃除もいつもより入念に。午前中に今日やろうと決めていた家事が終わった時は、すごく充実した半日だなぁという感じでした。

あとは、急遽実家に帰省して久しぶりに親の顔をみてきました。それ以外は本当にやることがないんですよね。家にずっといることができないので、なんの予定もなく家を出て、3時間くらいぶらついて帰宅する日々を過ごしました。

3週間の一人旅はすごく充実していました

そして、有休消化2週目から、3週間の一人旅に出ました。この3週間は非常に充実していました。なんどもなんどもブログでは書いていることではありますが、日本を離れ、異国の地で一人、移動しながら毎日を過ごす。平凡な日々では絶対に経験できないことを毎日毎日生活しながら経験することができたのは、非常によかったと思います。掛け替えのない3週間だったと思います。

梅雨を回避できたのはちょっと嬉しかった

タイミング的に日本では梅雨真っ只中で、晴れる日も少なく雨やジメジメした日が続いていたそうですね。私は連日晴天と猛暑だったので、帰国した時にはすっかり日焼けしてました。

梅雨どきに海外にいて、この不快な気候を今年は少ない日数で済ますことができたのは、ラッキーでした。完全に偶然な事かもしれませんけど、梅雨が大嫌いなので。

帰国後1週間は生活リズムが乱れた

帰国後もなるべく早く起きるようには心がけていましたが、時差ボケもあったり、旅の疲れもあったりと、帰国してその週は起きる時間が昼近くになっていました。休みの日に昼まで寝ちゃうと、けっこうその日を無駄にした残念な気持ちはありました。

あと、ヨーロッパから帰国後数日は完全に夜型の生活でした。1時ごろに寝ようと思っても、ヨーロッパのタイミングでは、まだまだ日中なので、なかなか寝付けず、ねれたのが、朝5時を回っていた日もあったりと、

やることがなさすぎで苦痛になる

帰国後はまた予定のない日々が続くわけで、朝の生活リズムが整ってきたところで、再び午前中に洗濯や掃除など家事に勤しみます。その家事も午前中に終わり、さぁ午後何しようかという時に、何もすることがなく暇なんです。この暇な時間が非常に苦痛でした。なんもしない、何も予定がないって最高だなと思えるのはほんの数日だけで、連日続くとただただ苦行です。家にじっとしているのもしんどいし、テレビもずっと吉本興業のことしかしないし、つまらないし、出かけたくてもそもそも予定がない。

とりあえず電車に乗って、新宿とかに向かってみるものの、用事がないので、すぐに家に帰ったりとかしてました。旅行後のブログを書ける時に書くということだけはやろうと決めていたので、MacBookを持って出かけて、カフェで書きあげて公開して、家に帰るというような生活をしていました。

働くって大事だと思えた1ヶ月半

一人旅をしていた3週間を除いた約5週間は、予定がなくて暇すぎるとの戦いが連日ありました。その時に思ったのは、仕事するって大事、働くって大事。ということ。またとない1ヶ月半の休みは、とことん休んでやろうという気持ちでいたので、勉強をするとかは一切しませんでした。時間を無駄にしていると言われるかもしれませんが、自分の肌に合わないことをやり続けたところでストレスが溜まるだけなので。

ストレスを貯めるための休みではないので、ここは完全にリフレッシュするための1ヶ月半と割り切りました。

それでも、やっぱり大人である以上、やるべきことは働くということ。日本のよくないところでもあるのですが、だらだらとメリハリ無く働き続けるのは本当によくないと思いました。なので次の職場でも、仕事のオンオフははっきりとメリハリ持ってやっていかねばいけないなと強く感じました。どうせ、次の勤務先で働き始めるも「休みが欲しい!」とか言い始めるんだから、最初からしっかり休むために、しっかり働くんだというポリシーを改めて持って8月からは過ごしていこうかと思います。

シンデレラでいれば、もうすぐ夜12時になり魔法がとける寸前のところ。12時の鐘がなったら、魔法は解けて、また普通の毎日を送ることになるわけですけれど、その普通の日々の水準をあげられるようにしていかんとなぁ。と1ヶ月半の有給休暇を消化し終えるタイミングで思得ることでした。

あとがき・ひとりごと

久しぶりに通勤時間帯の電車に乗った時のこと、通勤で乗車している人たちの顔の死にっぷりにちょっと日本が嫌いになりました。3週間、日本を離れているだけで、日本の見え方がガラリと変わりました。それについても今後書くことができれば、書いてみようと思います。