【2018台湾旅行記】1日目③ 士林夜市編|初海外の友人と3泊4日で台北旅行

【2018台湾旅行記】1日目③ 士林夜市編|初海外の友人と3泊4日で台北旅行

成田を出発して台北到着ホテルにチェックインして腹ごしらえを済ませた我々は、いよいよ台北を歩き回ります。

1日目のたった半日だけですがボリューム満点です。意図せずスケジュールが詰まった旅となった台北4日間。旅行記も長くなりそうです。

台北車站に向かいます

牛肉麺を食べた、良品牛肉麺から台北車站までは歩いて5分もかからないところに位置していますので当然歩きます。

歩くのですが、とても蒸し暑いです。日差しはそこまで強くないものの、まとわりつく暑い湿気に結構たった5分であっても体力を奪われます。

駅が近いということもあって、地下街に入れる出入り口がたくさんあり、早速地上の熱気から逃れ流ことができました。

エキナカで臭豆腐の洗礼

地下街に入ると、まぁ冷房はある程度効いているので外の暑さと湿気からは解放されました。

しかし、地下街をうろついていると、レストランが立ち並ぶ通りに差し掛かりました。そこで久しぶりに嗅いだ台湾名物の匂い。

臭豆腐ですね。

「臭い」の一言に尽きます。一度食べたら癖になるとか言いますが、私は臭豆腐食べれません。まずこの臭さに耐えることができません。匂いに耐えることができないので、口にも運びません。

せっかく、暑さから逃れられたと思ったら、今度は臭豆腐の匂いの洗礼を受けました。冷房の風の流れに乗って、風下に漂う独特の匂いに、私も友人も息を止めてその場から離れました。

地下街を歩くのがおすすめ(暑すぎないから)

台北車站の地下街は、広くてとても充実していますね。日本でもそうですが、酷暑や酷寒な地域だと一層地下街の発展がされていると思います。

台北車站はメトロが2線、高速鉄道、在来線と多くの路線があるターミナル駅なので、もともと広い作りになっていますが、そこから縦横にどんどん伸びる地下街。出口が地上の建物に直結しているので、暑さをしのぎつつ、目的地まで行けるのは本当にありがたいです。

とりあえず歩く

ぐんぐん伸びる地下街をとりあえず歩きます。この後の予定は、台北車站から台北捷運(MRT)のRed Lineに乗り、士林夜市の最寄駅である剣潭駅に向かうので、歩く方向も台北車站から剣潭駅に近くなる中山駅方面に歩きます。

というか地下街は中山駅方面にぐんぐん伸びています。

途中、謎のオブジェを見つけました。どう捉えるかは人それぞれだと思います。これぞアートなのでしょう。

台北のこの地下街は東京で例えると、東銀座あたりから銀座を抜けて有楽町・東京・大手町駅方面まで続く地下街に似ていると思います

結果、中山駅からもう一駅先の双連駅まで地下街は続いていました。地下街の途中、鏡張りの広いスペースが突然出てきて、そこで台北の若者が、ダンスの練習に勤しんでいました。

鏡があるからみんながダンスが練習できる場所にしているのかなと思ったのですが、もとからここはダンスの練習場所になるように設計されているようでした。

スポーツドリンクの自動販売機もあったし、ダンス大会のポスターも貼られているのを見ると、ここでダンスの練習しなよという計らいな気がします。

士林夜市に向かいます

ウインドウショッピングをしながら、歩いた台北車站から双連までの地下街区間も終わり、やっと本日のメインである士林夜市に向かいます。

MRTで双連から剣潭まで移動です。剣潭に到着する途中で地上に抜けるのですが、その光景を見て、8年前の台湾でも士林夜市にきたことを思い出しました。

8年経ってもMRTが地上に出ることや、剣潭の改札を出て士林夜市に向かう時にある大きな交差点を見て「前も来たな、ここ」という感覚はありました。

駅から士林夜市のメイン入口までのところは8年で大きく変わっていたと思います。adidasとかNIKEとかスポーツブランドのショップがこんなに多く並んでいなかったと思います。

何食べるか迷う

士林夜市に着いて、様子見がてら内部をブラブラと歩きます。

友人にとっては見るもの全てが初体験だったので、やりたいことがあれば優先的に、食べたいものがあれば積極的に食べるという勝手にしかもかなり放任主義的方針です。初めてだからか、キョロキョロしてばかり。まぁ仕方ないか。

私も私で、暑くて喉が渇いていて、しっかり食事するのはまだいいかなという感じ。地下にあるフードコートもぐるっと回りましたがこれを食べよう!という気にまだならない感じ。

ビアバーで休憩

そんな時は、とりあえず飲むっしょ!ということで、ビアバーに入ることに。RED POINTという台湾ビールで、グラスで生ビールが飲めるよいうもんだから、有無を言わず入店。

まだ暗くなる前に夜市にきたので、ちょうどハッピーアワー。少し安く生ビールを飲むことができました。

乾ききった体に染み渡るアジアならではの軽めのビール。もう最高!の言葉以外の表現がありません。

バーの店員さんの女の子は、乃木坂46にいた伊藤万理華にちょっと似ていました。かわいかったです。

屋台で食べたいものを食べる

ビアバーで涼みつつ体を潤しながら、士林夜市で何を食べるかそれぞれ調べます。台湾らしいものを食べたい。単価も安いので、食べ歩きできるものをいくつか食べ歩こうかなというざっくりした感じ。要は気分で決めちゃいます。

食べないと決めていたのは、顔よりでかいフライドチキンね。

あれ食べたら、もう何も入らなくなるのはわかってました。食べたいけど後悔しか見えていないので早々に却下。それでも行列ができていたので人気があるのは確かですが、それ1枚食べたら本当何も食えなくなるよ、マジで。

歩きながら、食べたいものを探す

ビールによるチャージが完了したところで、だいぶ日没がせまり夜の帳がだんだんと降り始めました。

それと同時に人もじわじわと増えてきます。士林夜市の内部を練り歩き、何食べようか物色します。

食べたかった阿宗麺線があった

今回の台湾旅行ではこれだけは食べたい!グルメをいくつかノルマとしてありました。

  • 鼎泰豐の本店で小籠包
  • 気軽に魯肉飯(ルーローハン)
  • 牡蠣のオムレツ
  • 麺線(そうめんをホルモンと一緒に鰹だしの効いたスープでグズグズになるまで煮込んだもの)
  • タピオカミルクティー

ベタなラインナップだけど、前回の台湾で満喫できていなかったものと今回出発前に調べて食べたい!となったものの珠玉のリストです。

夜市のなかをうろうろしていると、いきなり麺線の屋台を発見!

友人は思いっきりスルーして前を進みますが、そんなの無視して、私は麺線を購入。

いきなり、食べたいものリストの一つをクリアすることができました。

噂通り、麺はグズグズでトロトロ。鰹だしは十分すぎるくらい効いていて麺料理というよりスープ・飲み物に近い。スプーンですくって食べます。マジで美味しかった。サイズ大でもよかった。

麺線については別の場所でしっかり食べようと思っていたのですが、こういったところで偶然出会うとは思っていませんでした。それでももう1回行くけどね。

やっぱり包んだものも食べたい

麺線を一瞬で食べ終わった私は、胃に火がつきましたね。台湾は小籠包は美味しくて当然の国です。

なんならどういう形式であれ包(パオ)されたものは美味いに決まってる。美味いなら食べたいじゃないですか。夜市のなか歩くじゃないですか。すぐに見つかった。

迷わず買うよね。食べ過ぎ注意で1個だけ。

この焼かれた包も美味しかった!もちもちとした生地の中に、ジューシーな肉の餡。これで14台湾ドルだったかな。日本円で50~60円くらいだからお得。4口で完食!

歩いてて、爆乳という言葉の強さに内容が気になる屋台があったんだけどこれはやめた。

友人は胡椒餅食べた

私が友人のことには一切配慮せず、食べたいものを食べているなか、なかなか決められいませんでした。

このままだと何も食わずに士林夜市から離れるという、らしからぬ終わりを迎えてしまいますが、ようやく動き始めました。

動けなかった理由もわかったのですが、オーダーの仕方がわからなかったということです。はじめてのおつかい状態だったということですね。初海外・初めての文化あるあるだと思います。

初めてのことでわからなくても、とりあえず現地の方のやり方を見様見真似で恥ずかしがらずにやること。

店の人も助けてくれるし、身振り手振りでも伝わる。つまり最後には買える。

日本と違って、接客も違うから怒られることもあるけど、そんなの1回きりだから旅の恥はかき捨て精神でどんどんチャレンジしていきましょう。

3分ほど、店の前で突っ立ってましたが、合間を見て胡椒餅をゲット。おめでとう、友人。屋台デビューできましたね。

暗くなる前に来て、人混みが激しくなってきたら帰る

1時間半ほど滞在しましたかね。人の量も多くなり、1日目からぶっ飛ばして行くわけにもいかないので、そろそろ士林夜市を離れることにしました。

まだ日没直後の人混み具合はまだ道に余裕がでしたが、だいぶぎゅうぎゅうになってきました。スリとか気をつけましょう。

お腹の方もちょうどよく膨らんできたということもあり私は満足。日没後も残る暑さと湿気にもまだだいぶやられています。adidasショップに入って涼んだりしながら駅に戻り、とりあえず拠点である台北車站まで戻ることにしました。

8年前にきたときよりも楽しむことができた士林夜市。他にも台北は夜市がたくさんあるので、滞在中は夜市巡りしまくっていきます。

半日だけでもかなり濃い台北

これで台北1日目の旅行記が終わるかなと思っていましたが、このあとさらに台北駅周辺で、いよいよ台湾ならではのことをやりますよ!。

1日目だけで4部作。4日間だと単純計算で16本各計算になっていますが、もう少しコンパクトにしていこうと思います。

それでは次の台湾旅行記もお楽しみに!

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