イスタンブール〜パリ一人旅 – ブリュッセルからパリ・最終目的地に着きました(19日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 – ブリュッセルからパリ・最終目的地に着きました(19日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 19日目(2019年7月13日)。この日はベルギー・ブリュッセルからこの旅最後の目的地、そしてこの旅のゴール地点である、フランス・パリへの移動日です。ブリュッセルからパリまでの移動は高速鉄道・タリスを利用しての移動となります。今回の移動は時間をお金で買いました。まさに「時は金なり」です。

ブリュッセルの最後の朝は朝は何もしませんでした

ブリュッセルは最後の日でしたが、前日に2度目のブリュッセルでやりたいことをほぼほぼやることができたので、特に予定も入れずに部屋でのんびりしていました。ホテルのチェックアウト時間近くまで宿泊していたホテルにいました。

今回宿泊したホテルがブリュッセル北駅側に位置し、パリへ行く高速鉄道・タリスに乗車するには、ブリュッセル南駅から出ます。ちょっと寄り道したり写真を撮ったりしながら歩いて20〜30分くらいで到着します。

電車が出発するのが、13時13分。7月13日の13時13分。13が並ぶので、なんか嫌な感じしますね。

電車に乗る30分くらい前まで、ブリュッセル南駅の構内にあるカフェでまったりしていました。パリで何をするかを考えたり、次の日が日曜日なので、行きたいお店が日曜日で軒並み閉店していないかを確認したりしていました。

タリスでブリュッセルからパリへ移動

タリスに乗車するのも2回目。前回のベルギー旅行でもブリュッセル滞在の途中、1泊2日でパリに行ったときにもタリスを利用しました。なので、乗った感じとかは今でも覚えています。

今回違ったのが、乗車している人の多さですね。前回のタリス乗車時は、平日の早朝の電車に乗ったのでほとんど空席でした。今回のタリスは週末の昼間の電車ということもあり、ほぼ満席。荷物入れもパンパンの状態でした。

13並びの不吉な予感的中?

タリスは、13時5分過ぎにホームに入線してきました。おそらく定刻通りなんじゃないかと思いました。そこで人の出入りで数分の停車時間があって、13時13分にブリュッセル南駅から出発するという感じなんだと思うのですが、13時13分になっても発車しません。窓の外では、腕を組んでしかめっ面しているタリスの乗務員。なんかトラブってるんでしょうね。電車の電源が入ったり落ちたりを繰り返しているので、電気系統のトラブルかな?とも思ったり。

電気系統トラブルは、以前プーケットから香港に向かう飛行機の離陸直前にも同じように電気系統トラブルで、2時間遅延のトランジットできずに香港に急遽一泊するということがあったので、時間かかるかもなぁと思ってました。

どうせ電車のアナウンスもないのだろうなと思っていましたが、15〜20分遅れて出発する。原因はセキュリティとか英語での放送で言ってました。セキュリティ?なんかヤバい乗客がいたのかな?よくわかりませんが、待ち時間が提示されたので、それまでどうすることもできませんが待ちます。

タリスにはWi-Fiが通っています。割と速度も速い方で、YouTubeも問題なく再生できるくらいのスピードです。YouTubeで動画見て時間潰してました。あとはお昼すぎということもあるので、簡単な食事をしたりという感じです。

結局30分遅れで出発

電車の電源が入ったり落ちたりを5分おきに繰り返してて、ちゃんとした原因が何か全くわからないまま、遅延予定の20分を過ぎました。窓からホームを見ると、割と乗務員さんたちは焦っていない様子なのでもうすぐ出発するんだろうなという感じを察知しました。もしくはトラブル起きても笑って吹き飛ばす明るいお気楽乗務員さんのどっちかです。

ちょうど出発予定時刻から30分遅れで、なんの前触れもなくゆっくりと電車が動き出しました。電源を入れたり落としたりするのは、一体なんだったのだろうか。電源を落として余計な電気を食わないようにしつつ、電車内が蒸し風呂状態にならないように空調を入れたりしていたのか……真相は闇の中です。ブリュッセル南駅を出発後のアナウンスでも30分遅れで出発した、原因はやっぱり「セキュリティ」と言っていました。

快適な1時間半の電車旅

前回、たり巣の乗車した時も思ったのですが、ブリュッセルを出てすぐにフランスに入ります。フランスに入ると、ルーベやリールといった地方都市を通過しながら、時速250~300kmで電車はパリへ向かいます。

ブリュッセル南駅からパリ北駅までは、途中停車駅もなくノンストップで1時間半。到着するまでの感覚はあっという間です。

車窓をいくつか撮影して、引き続き動画を視聴していたら、もうすぐパリ北駅に到着するのアナウンスと電車の減速。30分の遅れもカバーしているんじゃないかと思いましたが、しっかり30分遅れてパリ北駅に到着していました。

イスタンブール〜パリ一人旅 最後の街フランス・パリに到着

ブリュッセルで30分足止めされたものの、無事にパリに到着。

日本を出て、最初に降り立ったトルコ・イスタンブールから19日かけてフランス・パリに到着することができました。

やっと着いた!という感動よりも、個人的には早くホテルにチェックインして荷物を置いて重さと荷物量からいち早く解放されたいという方が強かったのが正直なところです。

さっそくノートルダム大聖堂へ

ホテルにチェックイン後、まず向かったのが、ノートルダム大聖堂。

今回の旅で、パリに到着した後、最初に向かう場所はノートルダム大聖堂と決めていました。今回のパリ滞在は足掛け3日。その間にノートルダム大聖堂だけは絶対になんとしても見てから帰国したいと思っていました。

やはり4月のノートルダム大聖堂で起きた火災。あれからもうすぐ3ヶ月。どういう状況になってしまったのか、自分の目で確かめたいなという気持ちがありました。前回パリに来たとき、パリの中で一番感動し、また来たいと思わせてくれたのがノートルダム大聖堂。エッフェル塔や凱旋門よりも、ノートルダム大聖堂でした。やはりあの火災があった時は結構ショックでしたから。

そして、ノートルダム大聖堂しっかりと見ることができました。もちろん火災後の復旧工事で、内部はもちろん、大聖堂前の広場にも入れなくなっていました。パリのポイントゼロも見れなくなってるという感じです。周辺も工事の囲いがされており、近くまでは寄れません。

正面からだと、火災があったかのようには見えないかもしれませんが、裏側からノートルダム大聖堂を見てみると、やはり火災の爪痕が色濃く残っていることがよくわかります。後ろから伸びていた塔は完全に焼け落ちてありません。完全復旧までに、数年は要する今回の火災。

時間はかかりますが、再び、あの素晴らしいノートルダム大聖堂に戻って欲しいと強く願っています。

7月14日はフランス革命記念日

今日のパリ観光はノートルダム大聖堂だけで終わりにしました。明日も日曜日だけど丸1日あるし、ゆっくりやればいいかなと思いました。あーあ日曜日かと思っていたのですが、実はフランス、7月14日は祝日で、「革命記念日」という祝日だそうで、パリ祭とも言われるようです。

明日はシャンゼリゼ通りでは戦車などのパレードがあったり、エッフェル塔では花火が上がったりとパリ全体がお祭りになるようです。せっかくなので、革命記念日の盛り上がりも少し見てみようかなと思ったりしています。あとは自分の回りたいように回ろうかと思います。